不倫は通常の恋愛と異なり、パートナーとの関係が進展するにつれて将来への不安が大きくなります。
特に「妻と別れるから」と言われて交際をスタートしたけれど、待てど暮らせど彼が奥さんと別れる気配がないという場合は、、、
「彼は離婚する気はあるのか？」
「本当に私と結婚する気があるのか？」
などの不安が大きくなり、彼が「いつか結婚する」「妻とは別れる」と言っていても、それが口約束に過ぎないのではないかという疑念を抱くようになります。
いつ！
どのように！
関係を清算するのか？
彼の具体的な行動が見えないことに不安を感じるでしょうし、自身が未婚の場合は、年齢を重ねるにつれて結婚の機会を失ってしまうのではないか？という焦りや不安を感じると思います。
アドバイス！
上記状況を解決するために、いくつか具体的なアプローチを提案します。
現実的なタイムリミットを設ける
上記の状況で危険なのは「あなた側に具体的なタイムリミット」がないから、彼の曖昧な言動に左右されてしまうのです。
あなた自身が納得できる現実的なタイムリミットを設定することがとても重要です。
「いつか」という漠然とした言葉ではなく、具体的な期限を設けることで、彼に行動を促し、それと同時に自身の心の準備もできます。
具体的な期限を設定する
例えば、
「半年以内に離婚に向けた具体的な行動（別居、調停など）が見られなければ、関係を見直す」といった具体的な期限を設けてください。
彼には話し合いの中で、
「いつまでもこの状態ではいられない」
「あなたを信じたいからこそ、具体的な行動で示してほしい」と冷静に伝えましょう。
よくある言い訳に「子供が成人したら」「まだ子供が小さいから」という子供を理由にした男性がとても多くいますが、子供がまだ10歳にもなっていなければ、何年も今の状況のまま不倫関係が続くという事なので、それも考慮して自分の待てる期限を設定しましょう。
期限後の行動を決める
期限が過ぎても状況が変わらなければ、関係を解消するのか？それとも別の選択肢を考えるのか？、あなた独自で事前に決めておくことが大切です。
これはあなた自身を守るための準備にもなります。
言葉だけでなく
「行動」に注目する
言葉で何を言われても、具体的な行動が伴わなければ、その言葉は意味を持ちません。
相手の言葉に惑わされず、以下の点に注目して客観的に判断することが重要です。
離婚に向けた具体的なステップ
彼は夫婦間で話し合いを始めたか？
別居の準備をしているか？など、離婚に向けた具体的な動きがあるかを確認しましょう。
家庭での変化
彼の家庭での生活に変化が見られるか？
例えば、
奥さんとの喧嘩が増えた。
家族との外出が減ったなど、あなたが知り得る範囲で観察することも大切です。
注意点）決して深入りし、干渉しすぎないようして下さい。
自分の未来を優先する
二人の未来ではなく、まずは自分です。
この関係のいくつく場所によって、もしかしたらあなたが犠牲者になり得る可能性もあります。
だから相手の言動に振り回されずに、まず自分の「幸せな未来」を最優先に考えて下さい。
今後の人生設計を再考する
結婚、出産、仕事など、あなたが将来どのような人生を送りたいのかを具体的にイメージし、今の関係が自身の人生設計にどう影響しているかを冷静に見つめ直して下さい。
彼と別れた事を想像してみる
こういう想像は怖く感じるかもしれません。
しかし敢えて彼との関係を断ち切った後の人生を具体的に想像してみて下さい。
新たな出会いや仕事や趣味などに可能性が見えてくるかも知れません。
誰かに相談してみる
悩みは一人で抱え込まず信頼できる友人に相談したり、恋愛専門カウンセリングなどの専門家のサポートを求めることも有効です。客観的な意見を聞くことで、一人では思いつかなかった考えや冷静な判断ができるようになります。
最悪のケースも想定しておく
「いつか結婚する」「妻とは別れる」という言葉が実現しないケースも少なくありません。
だから最悪のケースも想定し、心の準備をしておくことで、いざという時のショックを和らげることができます。
経済的な自立
仮に彼に頼っている部分がある場合は、経済的に自立できる準備を進めましょう。
心の準備
彼との関係は終わるかもしれない」という可能性を心の中で受け入れる練習をすることも大切です。
彼と一緒になりたいという思いと裏腹に「公に表で会えない関係」それが不倫です。
不倫は深みにハマるほど悩みが増して、状況も感情もコントロール出来なくなります。
だからこそ！
この状況を解決するには、あなた自身が明確な意思を持ち、それを相手に伝え、彼が具体的な行動をしてくれるのか？が一番のポイントです。
もしも言い訳ばかりでなかなか行動に移してくれない場合は、自分の幸せがどこにあるのか？を自問し、そのための行動を起こす勇気を持つことも必要です。